RTDリーグ2018王者・小林剛、トータル3位も「これからですかね」/麻雀・RTDトーナメント2019 グループA
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 「RTDトーナメント2019」グループA 1・2回戦(全4戦)が5月12日に放送され、小林剛(麻将連合)が2着、4着で▲61.1、トータル3位で折り返した。

 小林はRTD初年度から参戦し、2016年は予選敗退、2017年は決勝に進んだものの4位。そして3年目となった2018年、予選レコードとなる+630.3とぶっちぎり、決勝では劣勢からの逆転劇で念願のチャンピオンとなった。プロ麻雀リーグ「Mリーグ」ではU-NEXT Piratesからドラフト1位指名され「麻雀サイボーグ」とも称されるデジタル雀士の筆頭だ。

 対局相手に関しては「門前にこだわらず遠い仕掛けも使いながら来る何でもある猿川、我慢の効いた朝倉、基本的に我慢しているけど、条件戦になると予測のできない攻めを見せる達也」とゲーム展開が予想できないバラエティに富んだメンツと評した。

 初戦は1万9900点持ちの2着発進で▲0.1。「いっぱい鳴いていっぱいオリてプラスマイナスゼロ。条件なしの1回戦のつもりで普通に打つ」と2戦目に臨んだ。

 しかし「いろいろ勝負に出てみたんですけど全部めくりあいに負けたとか、テンパイしなかったりとかで飛んでしまいました」と4着フィニッシュ。「とりあえずは3番手なのでこれからですかね。残り2回あるので、どっちかでトップを取れば、少なくても2位には上がっている」と条件をシビアに考えながら打つのではなく、自分の着順を優先して後半2戦を戦うつもりだ。

 RTDリーグ2018王者はどんな状況下に置かれても、常に冷静に、己が導き出した正着打を打ち続けるだろう。【福山純生(雀聖アワー)】

【グループA 2回戦終了時点での成績】

1位 猿川真寿(連盟) +101.8(2/4)

2位 鈴木達也(協会) +39.1(2/4)

3位 小林剛(麻将連合) ▲61.1(2/4)

4位 朝倉ゆかり(協会) ▲79.8(2/4)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆RTDトーナメント2019 2016年から3年に渡り行われてきた「RTDリーグ」から、トーナメント方式に変更。昨年行われた「RTDリーグ2018」の予選リーグ(WHITE・BLACK)の上位各6人、推薦枠として2人の計14人に加え、予選リーグ7位の2人と新規参戦2人の4人による入れ替え戦(サバイバルマッチ)から上位2人が本戦に進み、計16人で行われる。16人はA~Dの4グループに分かれ、半荘4回戦で対戦。トータル2位が準々決勝A(上位3人が準決勝進出)、同3位が準々決勝B(上位1人が準決勝進出)へ、同1位は準決勝(上位4人が決勝進出)に進む。主なルールは一発・裏ドラ・赤(各種1枚)あり、全自動卓による自動配牌のMリーグルール。

(C)AbemaTV

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