総合格闘技「ONE Championship」の世界ライト級王者であり、“バカサバイバー”の異名を持つ青木真也。その“空気を読まない戦いぶり”で、かつて対戦相手の腕を折ってしまったこともある男だ。
そんな青木がリングを降り、相手にしているのはパソコン。テレビもない1K・8畳の部屋でもくもくと執筆活動を行っている。前に進めない若者にエールを送る本など、著者はすでに5冊以上。その文才も注目を集めている。
3月31日、シンガポールにあるアジア最大級の格闘技団体「ONE Championship」の日本大会で青木は2年4カ月ぶりに世界王者に返り咲いた。昨年から数えると海外の強敵相手に4連勝、それはまさに35歳での王者復活劇だった。