将棋の羽生善治九段(48)が5月14日、王位戦挑戦者決定リーグ白組の第4戦で、千田翔太七段(24)と午前10時から対局中だ。先手の羽生九段は、振り飛車の一種である「四間飛車」を採用。先手番ではめったに指さない、レアな一局となっている。
 居飛車、振り飛車どちらでも指しこなす実力を持つ羽生九段だが、将棋情報サービス「日本将棋連盟モバイル」によると、羽生九段が先手四間飛車を採用したのは、2007年3月に行われた第56期王将戦第6局(対佐藤康光棋王=当時)の対局以来で、結果は千日手になっている。