麻雀プロ団体の1つ、日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「雀王」への挑戦権を争う雀王戦A1リーグ第3節B卓(5人打ち)が5月15日に行われ、渋川難波がラスなしの4戦2勝で+121.1をたたき出し、卓内トップを取った。
全5戦で、1人が抜け番となる戦いの中、渋川は1回戦で2着スタート。抜け番を経て自身2戦目となる3回戦で巧みなゲーム運びを見せて見事トップ。最終5回戦でも再びトップを取り、リーグでは暫定ながら4位まで順位を上げた。「今日は僕の大胆に押す部分と繊細に守る部分のメリハリがよく出た一日だったと思います。帰ってから放送を見返して楽しみたいです」と、自身も納得の戦いぶりだった。
【試合結果】
1位 渋川難波 +121.1
2位 矢島亨 +47.6
3位 橘哲也 +24.7
4位 西村雄一郎 +18.2
5位 下石戟 ▲211.6
◆雀王 日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。1年をかけてリーグ戦を行う。最上位のA1リーグ(15人)は全10節を戦い、上位3人が決定戦に進出。前年度優勝の雀王を含めた4人で争う。決定戦は4日に分けて、半荘20回戦を行う。
◆日本プロ麻雀協会 2001年に設立。主なタイトル戦は雀王、雀竜位、女流雀王、日本オープンなど。五十嵐毅代表理事。
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