格闘技界の次世代スターを誕生させるべく始まった『格闘代理戦争4thシーズン』。第4弾となる今回は「K-1」のトップファイターたちが「監督」となり、勝ち抜き制によるチーム戦で激突。優勝チームには賞金総額300万円と、「K-1 WORLD GP」への出場が確約されることもあり、各参加選手にとっては檜舞台への第一歩。また夢への切符を掴み取るまたとないチャンスだ。
 先月27日に行われたトーナメント1回戦では皇治率いる「皇治軍団」と木村“フィリップ”ミノル率いる「木村組」が激突。2人抜きあり、KOありの手に汗握る熱戦となった。その結果、僅差で18日に行われる2回戦に進出を決めたのは皇治軍団。試合終了後には、2回戦の相手となる「TEAM武尊」を率いる武尊監督との舌戦も繰り広げられ、昨年末の因縁が再燃の様相だ。勝利と舌戦の興奮が冷めやらぬ皇治に控室で次戦への意気込みを聞いてみると、先ほどの舌戦とは一転して彼が口にしたのは、監督という経験から得たさまざまな気づきと感謝。さらに、愛弟子たちへのアツい思いだった。