「RTDトーナメント2019」グループA 3・4回戦が5月19日午後9時から放送される。 グループA・対局者はRTDリーグ2018王者・小林剛(麻将連合)、昨年準決勝で敗退した猿川真寿(連盟)、昨年予選5位で準決勝進出を逃した鈴木達也(協会)、そしてRTD初参戦の朝倉ゆかり(協会)の4人。
ここまで2戦、連対を決め首位を快走する猿川を鈴木、小林、朝倉が追う展開。各グループ(A~D)トップ通過者はセミファイナル(準決勝)進出確定。各グループ2位はクオーターファイナルA(準々決勝)に進み、そこで上位3人に残った選手が準決勝へ。各グループ3位は準々決勝Bに進み、そこで勝ち上がった1人が準決勝進出となる。
つまりトータル4位が敗退。4人中3人は次のステージに進み、通過順位によって違いがあるということだ。このシステムにより、特にオーラスにおいては戦略的な選択肢が増え、役満のみといった限られた条件だけに縛られることは少なくなり、トップ通過争いはもちろん、3位通過争いからも目が離せない戦いが予測される。
トーナメントならではの熾烈な頭脳戦、最終4回戦まで手に汗握るバトルが繰り広げられる。【福山純生(雀聖アワー)】
【グループA 2回戦終了時点での成績】
1位 猿川真寿(連盟) +101.8(2/4)
2位 鈴木達也(協会) +39.1(2/4)
3位 小林剛(麻将連合) ▲61.1(2/4)
4位 朝倉ゆかり(協会) ▲79.8(2/4)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆RTDトーナメント2019 2016年から3年に渡り行われてきた「RTDリーグ」から、トーナメント方式に変更。昨年行われた「RTDリーグ2018」の予選リーグ(WHITE・BLACK)の上位各6人、推薦枠として2人の計14人に加え、予選リーグ7位の2人と新規参戦2人の4人による入れ替え戦(サバイバルマッチ)から上位2人が本戦に進み、計16人で行われる。16人はA~Dの4グループに分かれ、半荘4回戦で対戦。トータル2位が準々決勝A(上位3人が準決勝進出)、同3位が準々決勝B(上位1人が準決勝進出)へ、同1位は準決勝(上位4人が決勝進出)に進む。主なルールは一発・裏ドラ・赤(各種1枚)あり、全自動卓による自動配牌のMリーグルール。
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