<大相撲夏場所>◇七日目◇18日◇東京・両国国技館
116キロの前頭十五枚目・照強(伊勢ヶ濱)と99キロの前頭十四枚目・炎鵬(宮城野)の小兵力士対決に、館内が大いに沸いた。
照強は仕切りの際に大量の塩をまく「ソルトシェイカー」としても知られる力士。炎鵬は今場所新入幕ながら、幕内唯一の100キロ未満の力士として大奮闘し、連日館内を盛り上げてきた。
2人の合計体重は215キロで、関取最重量の227キロの関脇・逸ノ城(湊)1人分にも届かない取組になったが、小兵同士らしく素早い動きの応酬に。最後は照強がとっさのすそ払いで炎鵬を下した。