羽生善治九段、一手損角換わりで近藤誠也六段と対決中　昼食は「焼きそば」を採用／将棋・王座戦挑戦者決定T

　将棋の羽生善治九段（48）が5月20日、王座戦挑戦者決定トーナメント1回戦で、近藤誠也六段（22）と、午前10時から対局中だ。戦型は、羽生九段が「一手損角換わり」を採用した。

　通算タイトル99期と、100期の大台にあと1期と迫っている羽生九段は、過去に王座を24期獲得。過去には19連覇も達成したことがあるタイトルだ。挑戦権獲得には、同トーナメントで4連勝する必要があるが、本局で勝利した場合、次の対戦相手は藤井聡太七段（16）と佐々木大地五段（23）の勝者。藤井七段との対戦となれば、2018年2月、朝日杯将棋オープン戦準決勝で初対戦をして以来、公式戦では2度目となる。

　王座戦の持ち時間は各5時間。振り駒の結果、先手は近藤六段。正午から40分間の昼食休憩で、羽生九段は「焼きそば」、近藤六段は「豚生姜焼き弁当（ご飯大盛）」を注文した。休憩前までの、残り持ち時間は羽生九段が4時間9分、近藤六段が3時間53分。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。

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