将棋の羽生善治九段(48)が5月20日、王座戦挑戦者決定トーナメント1回戦で、近藤誠也六段(22)と、午前10時から対局中だ。対局は午後6時から40分間の夕食休憩を終え、いよいよ終盤戦に突入する。本局の勝者は、2回戦で藤井聡太七段(16)と佐々木大地五段(23)の勝者と対戦することが決まっている。
同トーナメントは予選勝ち抜き者、シード棋士合わせて16人が参加。現在タイトルは、昨年初めて獲得した斎藤慎太郎王座(26)が保持している。挑戦権を得るためには4連勝が必要だ。羽生九段が勝利した上で、藤井七段も勝ち抜けば、2回戦で2018年2月以来2度目、新元号・令和では初となる「羽生-藤井」戦が実現する。
王座戦の持ち時間は各5時間。振り駒の結果、先手は近藤六段。夕食休憩で、羽生九段は「チキン照り焼き弁当」、近藤六段は「冷中華」を注文した。休憩前までの、残り持ち時間は両者とも1時間21分。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
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