「RTDトーナメント2019」グループB 1・2回戦(全4回戦)が5月26日に放送され、金太賢(協会)が1回戦1着、2回戦3着で+32.8のトータル首位に立った。
初戦トップ発進を決めていた金は「トーナメントはここからが勝負。1回戦で並びが出来てから、その並びを意識してどう打ち回すかという頭脳戦が始まる」と2戦目に臨んだ。
連勝を決め、一気に有利な展開に持ち込みたいところだったが「やっぱり相手は強いですね。肝心のオーラスの親番で配牌ゼロメンツだったんで、今回は仕方ない」と3着フィニッシュ。
上位3人が10ポイント差台にひしめき合う3戦目。「萩原さんより、上の着順を引いて、最終戦で絶対に4位だけは回避するか。少し無茶をしてトップを取りに行くか」と大混戦だけに2つの作戦を思案中。普段のフォームは「トップが取りやすいフォーム」と自信を持っているが「手が入らない時は、せめて萩原さんよりは上に」と状況に応じてどちらかの作戦を遂行するつもりだ。【福山純生(雀聖アワー)】
【グループB 2回戦結果】
1位 勝又健志(連盟)5万6500点 +76.5
2位 内川幸太郎(連盟)2万3700点 +3.7
3位 金太賢(協会)1万7000点 +23.0
4位 萩原聖人(連盟)2800点 ▲57.2
【グループB 2回戦終了時点の成績】
1位 金太賢(協会) +32.8(2/4)
2位 勝又健志(連盟) +28.0(2/4)
3位 内川幸太郎(連盟) +18.9(2/4)
4位 萩原聖人(連盟) ▲79.7(2/4)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆RTDトーナメント2019 2016年から3年に渡り行われてきた「RTDリーグ」から、トーナメント方式に変更。昨年行われた「RTDリーグ2018」の予選リーグ(WHITE・BLACK)の上位各6人、推薦枠として2人の計14人に加え、予選リーグ7位の2人と新規参戦2人の4人による入れ替え戦(サバイバルマッチ)から上位2人が本戦に進み、計16人で行われる。16人はA~Dの4グループに分かれ、半荘4回戦で対戦。トータル2位が準々決勝A(上位3人が準決勝進出)、同3位が準々決勝B(上位1人が準決勝進出)へ、同1位は準決勝(上位4人が決勝進出)に進む。主なルールは一発・裏ドラ・赤(各種1枚)あり、全自動卓による自動配牌のMリーグルール。
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