
日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第36期鳳凰戦A1リーグの第3節C卓が5月27日に行われ、前原雄大が微差ながら卓内トップを取った。
前原は対局に1時間遅刻してしまい、対局前から70ポイントのマイナスを課せられるという事態に見舞われていたが、対局が始まった後は落ち着いた戦いぶり。わずかながらHIRO柴田、和久津晶、古川孝次の3人を上回った。対局後は「1局、1局ではなく長いスパンで戦わなくてはならないと思う」と、まさかのマイナスにも慌てなかった。
【試合結果】
1位 前原雄大 +11.8(ペナルティ▲70)
2位 HIRO柴田 +3.9
3位 和久津晶 ▲7.8
4位 古川孝次 ▲7.9
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)AbemaTV