2000人以上いると言われる麻雀プロの中から選ばれた21人のMリーガーが、自分以外で最も強い選手を選んだ結果、初代王者の赤坂ドリブンズに所属する、鈴木たろう(協会)が選ばれた。常識外の打牌選択から「ゼウスの選択」という異名を持つ鈴木に対して、他の選手からは「天才」「考えつかない打牌」といった言葉が寄せられた。
鈴木は、5月26日に放送された麻雀ニュース番組「熱闘!Mリーグ」に、他の16選手とともに出演。事前に「自分以外で一番強いと思う選手は」というアンケートが実施され、21人中6人が、最強選手に鈴木を推した。この結果に本人は「素直にうれしいです」と微笑んだ。
番組MCの爆笑問題・田中裕二が、鈴木に票を入れた選手に意見を聞くと、セガサミーフェニックスの茅森早香(最高位戦)は「打点の高い人が好きなんですけど、私の考えつかないような打牌をするので」と、高打点に加えて代名詞でもある奇想天外な打牌選択を評価。また個人成績1位の渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)は「憧れです。なんかめちゃくちゃなことをしているのに強い。生まれ変わってもできない」と絶賛の嵐に。「努力して勉強してもきっと追いつかない。彼が勉強しているところを見たことがない。だから1時間ぐらい勉強したら、僕の何年分をやっちゃうぐらい、天才だと思います」と、一気に褒め倒した。これには鈴木も「自然と打ちながら勉強してると思うんですが、本とか読んだことがない」と、あっさり認めていた。
さらにU-NEXT Piratesの石橋伸洋(最高位戦)は異名についてのエピソードも披露。「僕はキャッチフレーズが『黒いデジタル』なんですけど、もともとは(鈴木)たろうさんのもの。たろうさんに追いつきたいなと思考も真似して、自分の麻雀に取り込みました」と、憧れの先輩であると強調していた。
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