相方の葬式で芸人はどんな弔辞を述べるのか? そんな企画に千鳥・大悟、ナイツ・塙、平成ノブシコブシ・徳井の3人の芸人が挑戦した。
著名人が亡くなった際、親しかった芸能人による弔辞や贈る言葉がワイドショーなどで取り上げられて話題になることも多い。5月29日放送のAbemaTV「チャンスの時間」では、絶対に失敗できない弔辞を芸人がシミュレーションする企画「天国の相方聞いてるか!?弔辞シミュレーション」が行われた。これは相方が亡くなったことを想定して弔辞を披露するというもの。相方の葬式という設定で最後のあいさつをし、最も感動的でかっこよかった人をノブが選んだ。
最初に挑戦したナイツ塙は、「芸風の振り幅は結構あるから、マジトーンでやれば余裕で勝てる」と自信満々。相方の土屋も、「塙は年配の人が多い漫才協会の副会長だから、これからそういう場面が本当に増える。あいさつする機会も多く、弔辞のスキルはリアルに大事になる」と笑わせつつ、塙に信頼を寄せる。
「俺は漫才しかできないからさ、お前とさんざんやった漫才っぽい感じで弔辞を読ませてもらおうかなと思って考えてきたんだ」と始まった塙の弔辞は、「土屋伸之のことをヤホーで調べてきました」とナイツの定番ネタをもじったもの。最初こそ聞く者の涙を誘う雰囲気で進んだが、徐々にネタの部分が大きくなっていき、しまいには土屋が普通にツッコミを入れ始め完全に漫才となってしまった。
次に挑戦したノブコブ徳井の弔辞は「絶叫型」。相方の吉村に対し喧嘩腰で進む弔辞を、感情を入れすぎて本当に涙を流してしまうほどの迫真の演技で披露した。聞いていた千鳥の2人も「本当にこう言うんやろなと思ったし徳井に似合ってた」「芸人の弔辞としてはぐっと来ましたね」と評価した。
最後に、大悟がノブに対する弔辞を披露。ノブの遺影に向かって「いつもワシの左側にいるので、正面を向いてしゃべるというのに慣れてない気がします。でもお前はもうワシの左側にはいなくて。これからどこを向いてしゃべったらいいかわからなくなっちゃいました」と語りかけると、出演者たちも「すごくいい」とうなずく。そして「一緒に芸人やろうと、漫才師になろうと誘ったときから、ノブはずっとワシの悪ふざけに付き合ってくれ、それでいてその悪ふざけをワシ以上に楽しんでくれたような気がします。自分が棺桶に入るときは漫才衣装を着て棺桶に入るので、もう少しあちらでワシの悪ふざけに付き合ってください」というくだりでは聞いていたノブもうなずいていた。
審査をするのはノブ。ノブが「優勝者は……だいちゃん」と発表すると、他の2組は「やってられねえよ!」と不満顔。しかしノブは「こんな話聞いたことなかったから、むちゃくちゃぐっと来ました」と本気で感動した様子を見せた。続けて「申し訳ないけど(他の2組とは)800点くらい差が開きました」と大悟の圧勝だったことを明かし、スタジオの笑いを誘った。
(C)AbemaTV
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