連合は28日、「仕事の世界におけるハラスメントに関する実態調査2019」を発表。その中の「就職活動中にセクハラを受けたことがあるか」との質問に対し、「ある」と答えたのは20代女性が12.5%、20代男性が21.1%だった。
受けたセクハラの上位は「性的な冗談やからかい」(39.8%)、「性的な事実関係(性体験など)の質問」(23.9%)、「食事やデートへの執拗な誘い」(20.5%)など。また、男性へのセクハラについてSNSでは「『彼女はいるか?結婚する気はあるか?』と聞かれた」「無理に風俗に付き合わせようとしたり経験の有無をいじったりする」「飲み会で男子の筋肉比べとかいって触ってきたり、夫婦生活について根掘り葉掘り聞いてきたり」といった声があがっている。
今回調査を行った連合の担当者は、男性へのセクハラについて「本来セクハラは男女ともにNGだが『男性に対してはいいだろう』という意識がまだ残っている。男性に対するセクハラが注目を浴び、話題になること自体が日本のセクハラに対する認識の甘さを表している」との見方を示している。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
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