将棋の羽生善治九段(48)が再び、前人未到の大記録に挑戦する。6月4日午前10時から、王位戦挑戦者決定リーグ・白組のプレーオフで、永瀬拓矢叡王(26)と対局を開始した。羽生九段は勝てば、現在史上1位タイとなっている通算勝利数で、単独1位となる1434勝目を挙げる。
羽生九段は5月30日、竜王戦1組の出場者決定戦で木村一基九段(45)に敗れて新記録ならず。大記録達成に2度目の挑戦となる。対戦相手の永瀬七段に対しては、3勝7敗と苦手にしているが、タイトル100期への挑戦にもつながる大一番に勝利できるか。
本局の勝者は、紅組のプレーオフで戦っている木村九段と菅井竜也七段(27)の勝者と、挑戦者決定戦を行う。この勝者が、豊島将之王位(名人、棋聖、29)への挑戦権を得る。
本局の持ち時間は各4時間で、振り駒の結果、先手は羽生九段。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
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