日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第36期鳳凰戦A1リーグの第4節A卓が6月3日に行われ、Mリーグ・TEAM雷電でも活躍する瀬戸熊直樹が、+29.6で卓内トップを取った。
全員が鳳凰位経験者という卓組みになったA卓は、それぞれが特徴を出し切る好勝負に。競り合いを制して2度トップを取った瀬戸熊が、暫定順位ながら降級圏から脱出することにも成功した。「今日のメンバーに勝てて自信を取り戻せた。研究してきたので、今日は良かったと思っています」と、苦戦が続いた中での勝利に手応えを感じていた。
【試合結果】
1位 瀬戸熊直樹 +29.6
2位 前田直哉 +5.3
3位 藤崎智 ▲11.4
4位 前原雄大 ▲23.5
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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