「RTDトーナメント2019」グループC 1・2回戦(全4回戦)が6月9日に放送され、藤崎智(連盟)が1回戦1着、2回戦4着でトータル2位につけた。
RTD初出場、出場選手16人中最年長の藤崎。解説の瀬戸熊直樹(連盟)に「トーナメントに関しては、藤崎さんが一番理解が深い。こっちもしっかり解説しないと、その深い考え方を伝られないぐらい深い」と言わしめるほど、日本オープンや十段位などトーナメント戦でも数々の実績を残して来たベテラン選手だ。
ただ初戦トップ発進後の2回戦では、我慢の展開が続いた。「内容に関してはとりあえず何もできないような感じだったので、ラスもやむなしかなと。それほど大きいラスではなかったんで、受け入れるしかない」と放銃も無かったが、アガリも無く4着フィニッシュ。
3回戦以降に関しては「2ラスを怖がって、上を狙わないのは変ですし、今から3位抜けを狙って、たろうちゃん(鈴木たろう)のトップだけを阻止するような麻雀を打ってもしょうがないので、次はトップを狙う」と守備重視から攻撃重視へシフトチェンジする。【福山純生(雀聖アワー)】
【グループC 2回戦結果】
1位 佐々木寿人(連盟)3万9400点 +59.4
2位 松本吉弘(協会)2万7600点 +7.6
3位 鈴木たろう(協会)2万100点 ▲19.9
4位 藤崎智(連盟)1万2900点 ▲47.1
【グループC 2回戦終了時点の成績】
1位 佐々木寿人(連盟) +72.4(2/4)
2位 藤崎智(連盟) +7.0(2/4)
3位 松本吉弘(協会) ▲4.9(2/4)
4位 鈴木たろう(協会) ▲74.5(2/4)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆RTDトーナメント2019 2016年から3年に渡り行われてきた「RTDリーグ」から、トーナメント方式に変更。昨年行われた「RTDリーグ2018」の予選リーグ(WHITE・BLACK)の上位各6人、推薦枠として2人の計14人に加え、予選リーグ7位の2人と新規参戦2人の4人による入れ替え戦(サバイバルマッチ)から上位2人が本戦に進み、計16人で行われる。16人はA~Dの4グループに分かれ、半荘4回戦で対戦。トータル2位が準々決勝A(上位3人が準決勝進出)、同3位が準々決勝B(上位1人が準決勝進出)へ、同1位は準決勝(上位4人が決勝進出)に進む。主なルールは一発・裏ドラ・赤(各種1枚)あり、全自動卓による自動配牌のMリーグルール。
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