日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第3節C卓が6月11日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、黒沢咲が卓内トップを取った。
第1節、第2節と苦戦が続く4人の顔合わせになったが、黒沢は3回戦、今期通算11戦目目で初のトップ。勢いそのままに続く4回戦でもトップを取る連勝で、卓内トップにもなった。
対局後「えっ初トップだったんですか?知らなかったです」と驚いた黒沢だったが「今日の勝利をきっかけに強気のヴィーナスに戻ります!」と力を込めていた。
【試合結果】
1位 黒沢咲 +19.7
2位 古橋崇志 +15.8
3位 猿川真寿 ▲6.2
4位 藤原隆弘 ▲29.3
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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