6月15日に『格闘代理戦争4thシーズン』のトーナメント決勝戦が行われた。
同番組は格闘技界の次世代スターを誕生させるべくスタートした格闘ドキュメンタリ番組で、第4弾となる今回は「K-1」のトップファイターたちが「監督」となり、勝ち抜き制によるチーム戦で激突し、優勝チームには賞金総額300万円と「K-1 WORLD GP」への出場が確約される。
同日にはスペシャルマッチとして芦澤竜誠率いる「芦澤一家」と、木村“フィリップ”ミノルの「木村組」との対決も実施され、白熱した戦いが展開された。
木村組の中堅を破った芦澤一家の中堅・国分勇太が次に拳を交えたのは、大将・榊原達也。ジュニア時代には“神童”那須川天心を倒した経歴を持ち、トーナメント初戦ではチームとしては敗れたものの、皇治率いる「皇治軍団」の梅田慎太郎を相手に、カウンターの一撃でKO勝利を収めるなど、魔裟斗もその実力を認めた逸材だ。
試合開始のゴングがなると、榊原はファーストコンタクトの右ストレートで国分をダウンさせ、会場を騒然とさせた。中堅戦で消耗して動きに精彩を欠いた国分は抗う術がなく、再開後すぐ、28秒で再度ダウンを奪われてKOとなった。
勝利を決定づけた榊原は、直立して腕を後ろに組むという木村が勝利後に披露するパフォーマンスで会場を沸かせ、その実力を再度目の当たりにした魔裟斗は「天才ですよ」と感嘆の声を漏らしていた。
(C)AbemaTV
【見逃し視聴】
魔裟斗絶賛! 天心を破った男・榊原が衝撃28秒KO