(ラダーからプールへのブレーンバスターを決めた遠藤)
 6月19日、DDTが初開催した「プールプロレス」(すみだスポーツ健康センター)は、ウォータースライダーを使った攻撃に観客水没、競泳対決(自由形)と期待通りの大混乱となった。
 5wayタッグマッチはシングル王座挑戦も決まっているクリス・ブルックスが中澤マイケルをフォール。ブルックス&渡瀬瑞基組が勝利したのだが、カオス状態はこれで終わらず。
 試合後のプールに鳴り響いたのは“大社長”高木三四郎の入場曲だ。保持する「いつでもどこでも挑戦権」の行使である。後楽園ホール大会で使うと予告していた高木だったが、それはフェイント、というか真っ赤な嘘。「大人げない使い方をする」という宣言はこのことだった。