日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第4節A卓が6月25日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、西島一彦が+80.9の好成績で、一人浮きの卓内トップを取った。
前節までトータル最下位と苦しんでいた西島だが、今節は1回戦を浮きの3着で終えると、続く2回戦からは一気に3連勝。抱えていたマイナスポイントを半分以上減らすことに成功した。「今日はたまたま大勝ちしましたが、基本焦らずコツコツと取り返していきたいと思います」と、まずはリーグ残留に向けてマイナス完済を目指していた。
【試合結果】
1位 西島一彦 +80.9
2位 近藤久春 ▲0.2
3位 古橋崇志 ▲28.0
4位 山田浩之 ▲52.7
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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