将棋の竜王戦決勝トーナメント2回戦、藤井聡太七段（16）と近藤誠也六段（22）の対局が6月28日、午前10時から行われている。藤井七段はデビュー以来、2年連続で本戦出場しているが、いずれも2回戦止まり。勝てば初の3回戦進出となる。
藤井七段はデビュー以来の29連勝を記録した30期（6組ランキング戦優勝）、続く31期（同5組優勝）と2期連続で本戦出場。だがいずれも1回戦は勝利したものの、2回戦で敗れている。今期は同4組優勝のために、2回戦から出場。勝てば初の3回戦だ。
既に一般棋戦では全棋士参加の朝日杯将棋オープン戦連覇を含め、3度の優勝を誇る藤井七段だが、期待される最年少タイトル挑戦・獲得には至っていない。従来の記録は、挑戦（17歳10カ月）、獲得（18歳6カ月）いずれも屋敷伸之九段（47）。来月、17歳の誕生日を迎える藤井七段にとっては、竜王戦で最年少タイトル挑戦を叶えるには、今年がラストチャンスだ。
本局の勝利した棋士は、次局から久保利明九段（43）、豊島将之名人（29）、渡辺明二冠（35）といった棋界最上位レベルの棋士に3連勝して、ようやく別ブロックの勝ち上がり社との挑戦者決定三番勝負に進むことができる。
本局の持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は近藤六段。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太七段 珍豚美人（サービスランチ） 近藤誠也六段 御弁当（冷たいそば）
【昼食休憩時点での残り持ち時間】
藤井聡太七段 3時間59分（消費1時間1分） 近藤誠也六段 4時間22分（消費34分）
（C）AbemaTV
