お笑いコンビ・平成ノブシコブシの徳井健太が6月28日、AbemaTVの新番組「アベマde週末ボートレース~Friday~」に生出演。記念すべき第1回目のMCを巧みにこなしつつ、見事な大逆転劇を見せた。
当番組は、ボートレース大好き芸能人と競馬・麻雀・パチンコなど各界の一流勝負師が勝負。手持ちの1万Abemaポイントを指定された4レースでベットし、最終的に回収率で上回った方が勝利となる。回収率とは賭けたポイントに対してどれくらいの配当を得られたかをパーセンテージ化したもので、回収率はランキング化。最終的に上位6位までにランクインしたプレイヤーは年末のグランプリ特番に参戦できる。
ギャンブラーの徳井は、ボートレース好きでも有名だ。「気合いを入れるために白髪染めをしてきた」と言いながらも「(カメラの)向こう側にいるスーツの大人たちは(的中を)期待しているんじゃないか」と緊張気味だったが、本日の指定レース場が大村・桐生・丸亀の3つであることを知ると一転、「偶然、仕事で全部行った」と頼もしいコメント。「(レース場で)特徴が違う。そこがボートのいいところ」と口調も軽やかになった。
1レース目は、ボートレース発祥の地でもある大村でのレース(大村10R)。徳井は「インが強い。差し水面で偶数艇が有利」と解説。「4が勝ちやすい」とも付け加え、その言葉通り「1-4」を1000ポイント、「4-1」「2-1」「2-4」を各500ポイントベットした。結果は「1-4-2」で的中。倍率は2.6倍と低かったものの、幸先よいスタートを切った。すっかり気を良くした徳井は、漫画家・蛭子能収が大村出身であるというプチ情報を発信。「大村は夕日が綺麗」と同レース場の魅力もアツく語った。
レース場が桐生に変わると、桐生は「赤城山から風が吹き下ろす。風の影響を受けやすい」と対戦相手のMリーガー女性雀士・黒沢咲にやさしくアドバイス。続く丸亀については「大村と同様にインが強い。偶数艇が強い」と解説するも、残念ながら2レース目(桐生10R)・3レース目(丸亀11R)はハズしてしまった。ただ、勝負師・徳井はここで終わらない。同じく4レース目(丸亀12R)で「2号艇の島村選手が2着になるかどうかがデカい。2を外せば配当は美味しい」「4号艇の勝浦選手は調子がいい」と予想して「1-4-2」を2100ポイント、「1-4-5」「1-4-6」を各1000ポイントベットすると、レースは言葉通りに「1-4-2」でフィニッシュ。16.8倍の配当がつき、3万5280ポイントを獲得した。
「当てやすいということを見せられてよかった」。ボートレースの楽しさを伝えることができたと、徳井は満足気。黒沢や司会の藤田かんなアナからも称賛され、「次からのMCへのプレッシャーにもなる」と満面の笑みで番組を締めた。
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