持ち時間5分、1手につき5秒が加算される将棋の超早指し戦「第2回AbemaTVトーナメント」の1回戦(三番勝負)、木村一基九段(46)と中村太地(31)の対戦が、6月30日に放送される。
木村九段は予選ブロックを土付かずの4連勝で1位通過。中村七段は粘りを見せて2位通過を果たして、本戦出場に漕ぎ着けた。
AbemaTVが行った勝敗予想アンケートでは、ファン778人から回答が集まり、木村九段勝利の予想が84%と圧倒した。
◆AbemaTVトーナメント 将棋界で初めて7つのタイトルで永世称号の資格を得る「永世七冠」を達成した羽生善治九段の着想から生まれた、独自のルールで行われる超早指しによるトーナメント戦。持ち時間は各5分で、1手指すごとに5秒が加算される。羽生九段が趣味とするチェスの「フィッシャールール」がベースになっている。1回の顔合わせで先に2勝した方が勝ち上がる三番勝負。予選A~Cブロック(各4人)は、三番勝負を2回制した棋士2人が、本戦への出場権を手にする。本戦トーナメントは8人で行われ、前回優勝者の藤井聡太七段、タイトルホルダーとして渡辺明二冠がシードとなっている。
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