どの世界にも業界用語は存在する。もちろん、ボートレーサー界も例外ではなく、7月6日、AbemaTVで生放送された「アベマde週末ボートレース」では艇王・植木通彦が業界用語を解説。ボートレース好きの共演者達を喜ばせた。
植木は、番組のご意見場として出演。ピン芸人・じゅんいちダビッドソンとパチンコライター・ヒラヤマンが番組指定の5レースで勝負する中、豊富な知識と経験に基づいた展開予想でアドバイスし続けた。「尼崎の水面は2コースが苦戦する」「平和島はセンターコースが強い。好きなレーサーから買っていい」。共演者達は熱心に耳を傾けていたが、じゅんいちダビッドソンが下関でのネタライブ時、名物「くじらロール」を食べるテンションにならないほどスベったという話になると、何故かそれに植木が食い付いた。
「芸人さんは、失敗した時はスベるって表現を使うんですか?」。じゅんいちダビッドソンに質問を投げかけて「そうですね」と返されると、続けざまに「ボートレーサーはキャビる」と表現すると植木。キャビとはキャビテーションの略で、差した際などの失速時に「今、キャビった」と使うそうだ。これを聞いたじゅんいちダビッドソンからは「それ、使いますわ。カッコいい」と大好評。下関での戦績を聞かれた際に「自宅から近かったけど、あまり成績は良くなかった」と植木が答えると、じゅんいちダビッドソンから「キャビってました?」と突っ込まれ、「そう! そんな感じ!」と早くも使いこなす芸人のスキルを褒め称えた。
(C)AbemaTV