「RTDトーナメント2019」グループD 3・4回戦(全4回戦)7月7日に放送され、仲田加南(連盟)がトータル4位に終わり、グループDで敗退となった。
「3位でも通過したい。ここで終わるわけにはいかない」と最終戦に臨んでいたが、3位通過を争っていた白鳥にことごくつかまった。「(白鳥は)私が思っている以上に徹底して出来ることをする、現実的な方だなというのをさらに知りました。私はやっぱりまだ夢見がちなところがあるので、それで上手くいくこともあるんですけど、こういう戦いにおいては、ああいうシビアさは勉強になります」と唇を噛んだ。
全4戦の流れを「4回打ってきた自分の責任。取り返せないほど状態に差がついていた。3回戦のどこかで修正しなければいけない点があった。4回戦はこれまでの行いで決まっていた」と、トップを取れず2着1回、3着1回、ラス2回で終わった初のRTDを振り返った。
サバイバルマッチでRTD2016王者・多井隆晴(RMU)、RTD2017王者・平賀聡彦(最高位戦)と2人の歴代王者を撃破し、勢いに乗ってグループDに出場してきた仲田。「サバイバルマッチとは一転して、ダメな部分をたくさん見せてしまってすごい悔しいんですが、みなさんが応援してくださった気持ちはたくさん届きましたので、これを糧にして頑張ります」と前を向いた。【福山純生(雀聖アワー)】
【グループD 4回戦結果】
1位 白鳥翔(連盟)3万7200点 +57.2
2位 石橋伸洋(最高位戦)3万4700点 +14.7
3位 瀬戸熊直樹(連盟)2万5000点 ▲15.0
4位 仲田加南(連盟)3100点 ▲56.9
【グループD 4回戦終了時点の最終成績】
1位 石橋伸洋(最高位戦) +150.4(4/4)
2位 瀬戸熊直樹(連盟) +38.8(4/4)
3位 白鳥翔(連盟) ▲65.1(4/4)
4位 仲田加南(連盟) ▲124.1(4/4)
【セミファイナル(準決勝)出場決定選手】
鈴木達也(協会)
内川幸太郎(連盟)
佐々木寿人(連盟)
石橋伸洋(最高位戦)
【クオーターファイナルA(準々決勝)出場選手】
猿川真寿(連盟)
勝又健志(連盟)
藤崎智(連盟)
瀬戸熊直樹(連盟)
【クオーターファイナルB(準々決勝)出場選手】
朝倉ゆかり(協会)
金太賢(協会)
松本吉弘(協会)
白鳥翔(連盟)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆RTDトーナメント2019 2016年から3年に渡り行われてきた「RTDリーグ」から、トーナメント方式に変更。昨年行われた「RTDリーグ2018」の予選リーグ(WHITE・BLACK)の上位各6人、推薦枠として2人の計14人に加え、予選リーグ7位の2人と新規参戦2人の4人による入れ替え戦(サバイバルマッチ)から上位2人が本戦に進み、計16人で行われる。16人はA~Dの4グループに分かれ、半荘4回戦で対戦。トータル2位が準々決勝A(上位3人が準決勝進出)、同3位が準々決勝B(上位1人が準決勝進出)へ、同1位は準決勝(上位4人が決勝進出)に進む。主なルールは一発・裏ドラ・赤(各種1枚)あり、全自動卓による自動配牌のMリーグルール。
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