今、“残念”というキーワードが密かな注目を集めている。「日本人の9割がやっている残念な習慣(青春出版社)」や「ざんねんな手相(扶桑社)」など、書店でも“残念”という言葉を見にする機会は増える一方だ。
人間に限らず、動物編も人気だ。中でも累計300万部を突破したベストセラーシリーズの一つ「おもしろい! 進化のふしぎ もっとざんねんないきもの事典(高橋書店)」を見ると、自分も感電してしまうデンキウナギ、8000本も歯が生えているのにほぼ使わないジンベエザメ、カブトムシはモンシロチョウより飛ぶのがおそいなど、各エピソードとコミカルなイラストが人気の秘密といえる。
そんな「常識と思っていたものが、意外と間違っていた」という経験はないだろうか? 7日にAbemaTVで放送された『Abema的ニュースショー』では、そんな私たちが普段何気なくやっているけど、じつは“間違っていること”について、それらの本を参考に今一度スポットを当ててみた。
例えば、歯ブラシを濡らして歯磨き粉をつける。これは残念な習慣でNG。本によると先に歯ブラシを濡らすことで歯磨き粉が泡立ちやすくなり、フッ素などの有効成分が薄まるとのことである。
電子レンジにも残念な習慣はある。電子レンジの中央に食品を置くという行為も、マイクロ波が均一に当たりにくいためNGだ。食品は端に置くことで、ムラなく温めの効果が得られるという。
さらに目薬。数滴たらした後に目をパチパチさせる馴染ませ行為もNGの最たる例。パチパチさせると目薬が目の表面を移動して涙点に入り、「のどの奥の方へ流れてしまう」らしい。
極めつけは雑巾。雑巾を横向けにして絞るのは両手共に順手になり手首があまり回転しないのでNGで、縦にすることで手首の回転数が増え、より多くの水を絞ることができるとのことだ。
「電子レンジなんて、もれなく真ん中を狙って置いていたわ……」とため息を漏らしたのは千原ジュニア。セイバーメトリクスの第一人者で統計学者でもある江戸川大学客員教授の鳥越規央氏(50)が「取扱説明書に書いてあります」と話したが、千原ジュニアは「何となく端っこの方は温まらないのではという感覚があった」と目からウロコといった表情を浮かべたが、「どうぞって言わんばかりに真ん中に丸い印があるやん」と愚痴をこぼした。
(C)AbemaTV
【見逃し視聴】「電子レンジの中央に商品を置く」は“NG” 勘違い “残念な習慣”の数々
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