メッカ・ダラスで“総立ち”の「レインメーカー」 オカダ・棚橋が体現した「新日らしさ」 プロレス 2019/10/24 23:25 拡大する 7月5日アメリカ・テキサス州ダラスでひと足早く開幕した今年の新日本プロレス『G1 CLIMAX 29』開幕戦。Aブロック公式戦でIWGPヘビー級王者オカダ・カヅチカが棚橋弘至に勝利。自ら掲げた「IWGP王者にしてG1覇者」という完全制覇に向けて重要な1勝をあげた。 「オカダvs棚橋」は現在の新日本プロレスが誇る黄金のカードのひとつ。アメリカン・プロレスのメッカであるダラスでこの日本人対決が観客の熱狂とともに受け入れられたことに隔世の感がある。インターネットの普及によりリアルタイムで日本の試合がアクセスできる時代になったことで、現地の観客がレインメーカー・ポーズに歓声をあげ、棚橋には「GO ACE!」のコールが巻き起こる。新日本プロレスが世界戦略を口にしてから、いつかそのような日が来ると頭に描いていたもののMSG大会に続き、このダラスでのメインはその認知度の高さをより実感する一戦となった。 続きを読む