来年までに"待機児童ゼロ"を目指す小池都政。しかし、11日放送のAbemaTV『NewsBAR橋下』に出演した橋下徹氏と乙武洋匡氏は、待機児童の最終的な解消のためには、解決しなければならない様々な課題が残ったままだと指摘する。
 乙武氏はまず「無理ではないか。まず、どんなに箱を増やしたところで、働いてくれる人を増やさなければ保育園は成り立たない。保育士さんたちの待遇はまだまだ良くないし、特に私立では離職率がすごく高くなっている。ここを改善しないと難しい。そして箱についても、"100平米の壁"というのがある。つまり、これを超えるとスプリンクラーの設置義務が生じるなどの制約がある。でも、そうした改装を建物のオーナーが嫌がるという問題も出てくるので、そういう規制改革していかないと、箱も増えないと思う」と指摘