セガサミーフェニックス、和久津晶ドラフト指名は「3+1=4じゃなくて、4.5か5」/麻雀・Mリーグ
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 プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2018」では6位だったセガサミーフェニックスは、7月9日に行われた2019年プロ麻雀リーグ「Mリーグ」ドラフト会議で、和久津晶(連盟)をドラフト指名。Mリーグ・藤田晋チェアマンにも「意表を突かれた」と言わしめる補強に成功した。ドラフト指名に至る経緯と理由を、セガサミーフェニックス・高畑大輔監督が語った。

-和久津選手を指名した理由はなんですか。

 やっぱり強いという実力のところです。日本プロ麻雀連盟の鳳凰リーグであるA1リーグ2年目。ちなみにA2リーグにはすでに現役のMリーガーが5人。今日、ドラフト指名された内川幸太郎プロを入れると6人となるわけです。その上のA1リーグに所属されている。今回指名された沢崎誠プロもいますが。そういった観点で男性プロに混じって、リーグ戦という長い試合を戦ってきて、一番上のリーグに上がってきたという実力は、評価される点だと思います。

 あとは人気です。実力だけではなく、人気や知名度も必要となると思います。知名度で言えば、2012年から出場しているMONDO TVさんの「女流モンド杯」や、エンタメ~テレさんの「天空麻雀」といったいろいろなメディアにも出ています。

 それからAbemaTVのTwitter人気投票でも、記名式の時点では1位だったんです。票数でいうと無記名の選択式となってからは票数では全然上なんで、統計的にどっちがいいかというのはあるかもしれませんが、まったく選択肢がない中からの1番人気というのは、これも非常に評価される人気を示す実績として、貴重な数字だと思います。

 あとは今の3人とのチームワーク。様々な番組で共演されていますし、非常に仲がいいというのもあるので、3+1=4じゃなくて、4.5なのか5なのか、そういったチームワークにも期待できるということで、実力、人気、知名度。そういったバランスをトータルで考えて指名しました。

-8チームの中では唯一、男性プロ1人、女性プロ3人という構成になります。

 ファンイベントでも言っているんですが、魚谷侑未(連盟)、茅森早香(最高位戦)も含めて、女流だから、女性だからという観点ではまったく見ていないです。男女関係なく、あくまで一人のプロ雀士として実力、人気、知名度をトータルで判断した結果、和久津の指名に至りました。

 ちなみに今回のドラフトでは、3人の選手を候補として考えていました。内川幸太郎、和久津晶、水巻渉(最高位戦)。したがって必ずしも女性プロを取りたいと思っていたわけではないです。

-2019シーズンの目標を教えてください。

 今期の目標は優勝です。

※高畑の「高」は、はしご高。

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2019年プロ麻雀リーグ「Mリーグ」ドラフト会議
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