21日に行われた参院選比例区の投開票で、候補者を間違えて票が計上されるというミスが起こった。
集計ミスが起こったのは静岡県・富士見市選挙管理委員会で、自民党・山田太郎氏の515票すべてが、れいわ新選組・山本太郎氏の票として計上されていた。山田氏の票数が「0」だったことで市民から「間違いではないか」と指摘が相次ぎ、ミスが発覚したという。
集計ミスが起こった理由を富士見市選挙管理委員会に聞いたところ、「候補者の名前が1文字違いで、山田太郎氏より山本太郎氏の方が知名度が高く、山本氏への投票だと思いこんでしまった」とのこと。「“0票”に疑問はなかったか?」との質問には「比例代表の候補者が100人以上と多かったため“0票”を見落とした」との回答だった。今後の対策としては、人員配置やマニュアルなどを見直すという。