水泳の世界選手権の第16日が7月27日、韓国・光州で行われ、男子50m自由形で、塩浦慎理(27)が21秒81のタイムで、8着だった。同種目での決勝進出は、2001年大会で銅メダルを獲得した山野井智広以来で18年ぶり。ケイレブ・ドレセル(アメリカ)が21秒04で優勝、今大会4つ目の金メダルを獲得した。
 塩浦は、予選を21秒78の全体5位、準決勝を21秒74の同7位で通過。決勝では1レーンからスタートしたが、ハイレベルなレースの中で予選、準決勝よりタイムを上げることができなかった。レース後には「もっと速く泳ぎたいですね。ここで泳げるのはうれしかった。決勝に残れたのは一歩進めたと思うし、来年に向けてもっともっと速く泳ぎたいので、あと1年死ぬ気で頑張りたいと思います。これで日本のスプリント界が盛り上がればいいと思います」と振り返った。