きょう発売の小説『M 愛すべき人がいて』(幻冬舎)。ノンフィクション作家の小松成美氏が、歌手の浜崎あゆみへの取材を元にまとめたものだ。10代の歌手デビューから“若者のカリスマ”へと駆け上がる4年間の物語が「事実に基づくフィクション」として描かれている。
 その中心となっているのが「恋愛」だ。タイトルになっている「M」との出会いは17歳。アジア最大と称されたディスコ「ヴェルファーレ」のVIPルームで、エイベックスの松浦勝人専務(現会長)と出会う。