「RTDトーナメント2019」セミファイナルA(準決勝)3・4回戦(全4回戦)が8月4日に放送され、朝倉ゆかり(協会)は最終戦で善戦したが2着フィニッシュ。3着3回が響き、トータル3位で敗れ去った。
4人中2位までが決勝進出と準決勝A。3戦を戦い終えた時点で、トータル4位の朝倉とトータル2位の勝又健志(連盟)とは131.4ポイント差。もっとも過酷なクオーターファイナルB(準々決勝)では、110.3ポイント差をひっくり返す大逆転勝利で準決勝進出を決めていただけに、朝倉が決勝に進出する可能性は十分あった。だがあと一歩、届かなかった。
劣勢下に置かれても“満貫セレナーデ”という異名どおりの打点力を生かし、あきらめずに戦い抜いた。「いつもギリギリでしたが、ついに負けてしまいました。ただこのRTDトーナメントに出させて頂けたのは、みなさんの応援のおかげだと思って臨んでいました。次があるかはわからないんですけど、これからも別の場所で頑張って、また笑顔で戻ってきたい」と応援してくれたファンに深く感謝した。【福山純生(雀聖アワー)】
【セミファイナルA 4回戦の成績】
1位 勝又健志(連盟) 3万2500点 +52.5
2位 朝倉ゆかり(協会) 3万600点 +10.6
3位 佐々木寿人(連盟) 2万4000点 ▲16.0
4位 猿川真寿(連盟) 1万2900点 ▲47.1
【セミファイナルA 4回戦終了時点でのトータルポイント】
1位 勝又健志(連盟) +106.4(4/4)
2位 佐々木寿人(連盟) +65.7(4/4)
3位 朝倉ゆかり(協会) ▲66.9(4/4)
4位 猿川真寿(連盟) ▲105.2(4/4)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、協会=日本プロ麻雀協会
◆RTDトーナメント2019 2016年から3年に渡り行われてきた「RTDリーグ」から、トーナメント方式に変更。昨年行われた「RTDリーグ2018」の予選リーグ(WHITE・BLACK)の上位各6人、推薦枠として2人の計14人に加え、予選リーグ7位の2人と新規参戦2人の4人による入れ替え戦(サバイバルマッチ)から上位2人が本戦に進み、計16人で行われる。16人はA~Dの4グループに分かれ、半荘4回戦で対戦。トータル2位が準々決勝A(上位3人が準決勝進出)、同3位が準々決勝B(上位1人が準決勝進出)へ、同1位は準決勝(上位4人が決勝進出)に進む。主なルールは一発・裏ドラ・赤(各種1枚)あり、全自動卓による自動配牌のMリーグルール。
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