“表現の不自由展”中止は「テロに屈した悪しき前例」 主催者に求められた“物議の先”の戦略 ABEMAヒルズ 2019/08/06 07:00 拡大する 愛知県で開かれている芸術イベント「あいちトリエンナーレ」で、従軍慰安婦を想起させる少女像などを扱った企画展「表現の不自由展・その後」が中止となった。 この企画展は、「表現の不自由展・その後」と銘打ち、各地の美術館で展示されながら抗議などで撤去された作品を集めたもの。実際に少女像を鑑賞したジャーナリストの綿井健陽氏は、「少女像は直接見に行って、隣に座ったり直接触ってみたりすることによって、非常に印象が変わると思う。こちら側が見るというより、少女像からこちらが見られている。日本社会が見られているような、そういった印象を受ける。今の自分が生きている日本の社会で、いったい何が拒まれているのか、拒否されているのかが非常によく分かる」と話す。 続きを読む