日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第36期鳳凰戦A1リーグの第7節B卓が8月12日に行われ、古川孝次が+51.5で卓内トップを取った。

 70歳の大ベテラン古川だが、今期は多数のMリーガーを含む最上位リーグで、暫定2位と好調。この日も調子のよさを継続すると、堂々たる卓内トップで、暫定ながらついにリーグ首位に立った。それでも対局後は「パワーがなくなってるなぁ。昔なら100勝てたのに。まだまだ元気に頑張ります」と、貪欲な姿勢を見せていた。

【試合結果】

1位 古川孝次 +51.5
2位 前原雄大 +16.0
3位 和久津晶 ▲32.7
4位 前田直哉 ▲34.8

 ◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。

 ◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。