アメリカ・シアトルにある企業が開発した「サーモン・キャノン」。その動画が世界中で2000万回以上再生されるなど話題となっている。
「サーモン・キャノン」は、産卵のために下流から上流に遡上するサーモンを傷つけずに運ぶ機械。ダムが作られたことで上流に辿り着く前に力尽きてしまうサーモンが少なくなく、無事産卵場に届けるための“秘策”だという。
動画には、管を高速で通り、上流で排出されるサーモンの姿が。ポンプによる水流の力でサーモンを運び、通常は数日かかるところを数秒で移動可能だという。CNNによると、平均時速は35kmで、24時間ごとに約5万匹の移動が可能だということだ。