誰もが一度は経験しているであろう、日常のあるあるを描いた1コマ漫画が話題となっている。
ねんまつたろうさんが先月20日にTwitterで公開した1コマ漫画、「コミュニケーションが上手くいかないパターン」。会話のキャッチボールができない人とのやり取りを、本当のキャッチボールに例えて9パターン描いている。
その内容は、「相手の発信(ボール)をキャッチしない、できないパターン」「相手の様子が見えず発信が多くなるパターン」「返すボールが見つからない、どれを返していいかわからないパターン」「相手の発信(ボール)をフルスイングで返しちゃう」「予想外の所からボールが飛んできてキャッチできない」など。
ねんまつたろうさんはミリタリーやSF系の漫画・イラストを描く漫画家で、今回の漫画への反響に「コミュ力のない自分に向けて描いたもの。漫画にして客観視することで『少しは改善できるのでは』と思った。こんなに話題になって正直驚いてます!」と心境を語っている。
では、“会話のキャッチボール”が苦手な人に特徴はみられるのか。臨床心理士で心理カウンセラーも務める明星大学准教授の藤井靖氏は「良いコミュニケーションをとるには『非言語的行動(表情や視線、声質、声の大きさなど)』が必要。言葉のバリエーションを広げたとしても、非言語的行動自体を変えられないと良いコミュニケーションを取れない可能性が高い」と話す。
一方、気をつける点としては、「相手が何を感じ何を考えたのかを確認する姿勢を持つ。『今の伝わった?』と相手に聞いてみる」「自分はコミュニケーションが苦手だということを事前に伝え、相手側に“心の準備”をしておいてもらうことも有効」と、非言語的行動の改善を勧めた。
なお、ねんまつたろうさんの1コマ漫画にSNS上では「分かりみが深い」「コレってうちの上司やん!きっと自覚はない…だから困る」「職場の壁に貼っておきたい」「ほぼ自分。自覚しなくちゃ」と共感の声が多数上がっている。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
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