国内最大級のプロアマ参加の麻雀大会「麻雀最強戦2019」のファイナル進出を目指す「男子プロ代表決定戦 悪魔の逆襲」が8月25日に行われ、白鳥翔(連盟、渋谷ABEMAS)が決勝卓のオーラス、南4局2本場で逆転する劇的な優勝で、初のファイナル進出を決めた。
全員がMリーガーだった予選B卓を2位で通過した白鳥は、決勝卓の東3局でリーチ・ツモ・東・ドラ3の1万2000点(供託2000点)でトップ目に浮上。南場に入り、一時6万点に迫り独走するかと思われたが、そこから同じMリーグ・渋谷ABEMASでプレーする多井隆晴(RMU)に親番を11本場まで連荘される猛追を受け、最終盤で2着目に転落。それでも最終、南4局2本場で対々和の2600点(+600点)で逆転。2時間20分に渡る大熱戦を制した。対局後には「最初走ったので、局進めて勝てると思っていたんですが。麻雀っておもしろいですね。寿命が縮んだのは確定です」と激闘を振り返っていた。