佐々木寿人、ファイナル初戦トップ発進「感触はいい」/麻雀・RTDトーナメント2019決勝
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 「RTDトーナメント2019」ファイナル(決勝) 1回戦(全6回戦)が8月25日に放送され、佐々木寿人(連盟)がトップを取り、スタートダッシュを決めた。

 対局者は起家から佐々木寿人、藤崎智(連盟)、内川幸太郎(連盟)、勝又健志(連盟)。

 佐々木のRTD決勝進出は2016、2017に続き、歴代最多の3度目。過去2度は思うように戦えず「同じ失敗を繰り返さない」と決勝前日には、自分がアガった印象的なシーンだけを重点的に見るというイメージトレーニングを積んで、決勝に臨んだ。

 東場は我慢の展開を強いられたが、南1局の親番でリーチ・平和・赤で5800点をアガったことを皮切りに、続く1本場で1500点(+300点)、2本場ではリーチ・一発・ツモ・七対子で1万2000点(+600点、供託1000点)と3連続で加点に成功。「先手必勝であることは間違いなく有利」と狙い通りにトップを取った。

 「過去の決勝ではトップスタートが一度もなかったので、非常に感触はいいです」と視界良好。念願のタイトルを目指す。【福山純生(雀聖アワー)】

【ファイナル1回戦の成績】

1位 佐々木寿人(連盟)3万8300点 +58.3

2位 内川幸太郎(連盟)2万9500点 +9.5

3位 藤崎智(連盟)1万6700点 ▲23.3

4位 勝又健志(連盟)1万5500点 ▲44.5

※連盟=日本プロ麻雀連盟

◆RTDトーナメント2019 2016年から3年に渡り行われてきた「RTDリーグ」から、トーナメント方式に変更。昨年行われた「RTDリーグ2018」の予選リーグ(WHITE・BLACK)の上位各6人、推薦枠として2人の計14人に加え、予選リーグ7位の2人と新規参戦2人の4人による入れ替え戦(サバイバルマッチ)から上位2人が本戦に進み、計16人で行われる。16人はA~Dの4グループに分かれ、半荘4回戦で対戦。トータル2位が準々決勝A(上位3人が準決勝進出)、同3位が準々決勝B(上位1人が準決勝進出)へ、同1位は準決勝(上位4人が決勝進出)に進む。主なルールは一発・裏ドラ・赤(各種1枚)あり、全自動卓による自動配牌のMリーグルール。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

(C)AbemaTV

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