
日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第5節B卓が8月28日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、Mリーグ・TEAM雷電でも活躍する黒沢咲が、+46.8で卓内トップを取った。
前節を終えた時点で20人中最下位と、リーグ降格の大ピンチにさらされている黒沢は、必死の戦いぶりで50ポイント近く、マイナスを減らすことに成功。最下位脱出こそならなかったが、最終節でも同レベルの卓内トップを取れば、大逆転での残留が可能な位置まで戻ってきた。「土壇場でなんとか勝つことが出来ました。絶対に残留するつもりで最終節臨みます」と、さらに気合を入れていた。
【試合結果】
1位 黒沢咲 +46.8
2位 中野妙子 +10.2
3位 美波智子 ▲24.5
4位 斉藤理絵 ▲32.5
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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