俳優でプロ麻雀リーグ「Mリーグ」TEAM雷電の選手でもある萩原聖人(連盟)が、チームメイトの瀬戸熊直樹、黒沢咲(いずれも連盟)と、東日本大震災の被災地である岩手県・陸前高田市を訪れ、地元の人々と麻雀で触れ合う“復興麻雀”を開催した。萩原は「みなさん楽しそうに打たれていた。こういうことは次の二歩、三歩が大事ですが、第一歩としてはすごくいい時間だった」と振り返った。
この復興麻雀の模様が紹介されたのは、8月25日に放送された麻雀ニュース番組「熱闘!Mリーグ」内。半年ほど前、復興を目的に2012年に作られた陸前高田市の「つどいの丘商店街」に、WOWOWのドラマ「そして、生きる」の収録で訪れていた萩原は、8月4日に瀬戸熊、黒沢とともに、再訪することになった。
ロケ中、食事の世話などをしてくれた地元の人々への恩返しもあり、また「震災の後には、やることがあまりなくて、麻雀をよく打っていた」という会話を覚えていた萩原が、麻雀で元気になってもらおうと考えたものだ。これには黒沢が「心が癒えていない方がまだたくさんいらっしゃると思うので、楽しみの一つとして、私たちがお役にたてることがあればいいなと思っています」と話せば、瀬戸熊も「『麻雀って楽しいよね』とか、『夢中になれるよね』とか、そういう気持ちをもう一回思い出してもらいたくて来ました」と賛同した。
3人が現地を訪れた当日は、20代から70代の人々が集まり、笑顔が絶えない麻雀交流会に。参加者からは「楽しかったです。好きだわ、麻雀」と喜びの声や、「めっちゃ強かったです。あんなにドラ、乗るもんだなと」と、スター選手の雀力や強運に驚きの言葉も寄せられた。
一日を振り返った萩原は「僕もあんなに歳の離れた方と打ったのは久しぶりでした。本当に楽しそうに打っていました。ドラマでお世話になった人に、麻雀という形で心を癒すことができないかと思ったので。僕たちMリーガーが情熱を持ってやらないと、なかなか変わらないですからね」と、今後もMリーガーとして様々な形でファンに夢を与える意向を示していた。
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