俳優で、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」で活躍するプロ雀士でもある萩原聖人(連盟)が、自身の打牌がテレビ番組内で問題になったものの「全く覚えてないです」と、過去の自分に苦しめられ、滝のような汗をかく一幕があった。
演技派俳優で、かつ“魅せる麻雀”をすることで知られる萩原だが、思わぬことで焦ることになった。8月25日の麻雀ニュース番組「熱闘!Mリーグ」に生出演した萩原は、Mリーガーの打牌選択をクイズ形式で紹介するコーナーで、昨年10月18日の第1試合・東1局での、自分の打牌が出題された。共演者たちが次々に持論を語る中で、当の本人は「全く覚えてないです」と苦笑い。「この手牌が来たのは覚えている。たぶんアガった気もする」と続けたものの、一気に汗が噴き出した。
手牌の状況は、5巡目ながらドラの3筒を暗刻で持ち、さらに赤5索まである状況。南、1筒、4筒が対子、マンズ4枚は使いやすい牌で、確かに悩ましいが、時間を置いて萩原は「マンズには手をかけない気がする。1筒を切ったんじゃないですかね」と答えると、結果はまさに1筒。自分の選択を自分で当てるという不思議な光景ではあったが、本人はホッとした表情を浮かべていた。
この打牌について、芸人最強雀士とも言われるインスタントジョンソン・じゃいは「対々和や対子手に行くよりも、タンヤオを見ているんだと思います。マンズで2メンツ、赤5索がらみで1メンツとなると、いらないのが1筒と南。どっちもいらないけれど、ドラまたぎの1筒よりも、南の方が(後に)安全牌になる」と解説していた。
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