若い女性を中心に、爆発的な人気を誇るタピオカミルクティーの勢いが、ついに角界にも進出してきた！？ 前頭二枚目・朝乃山（高砂）は、5月の夏場所で優勝したものの、7月の名古屋場所では7勝8敗と惜しくも負け越し。9月8日からの秋場所（東京・両国国技館）へ気合を入れているところだが、流行りのタピオカについての話題になると「めっちゃうまかった！」と目を細めた。
夏場所での初優勝以来「食事会が多くなりましたね。声援も多くなりました」と、自分自身は変わらないつもりでも、周囲の反響について感じることは多い。ただ、前頭筆頭で迎えた先場所は「あごが上がったり、立ち合いで沿った姿勢があったりした」と、課題が出て負け越した。秋場所に向けては「謙虚に勝ち越しでいきたいです」と、1つでも多く白星を積み重ねることを目標においている。
真剣な表情が一気に崩れたのは、最近ハマっているものを聞かれた時だ。「タピオカですね。店によって全然味が違いますよね」と、飲み比べをするほどだという。「宇都宮でタピオカ飲んだんです。専門店があって。それはめっちゃうまかったです！」と、インタビューで一番の笑顔を見せた。タピオカ自体は黒いが、それを覆うのは白味が強いミルクティー。新たな験担ぎドリンクとして、角界でもブレイクすれば、大柄な力士たちが1杯、2杯と飲み続けそうだ。
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