「RTDトーナメント2019」ファイナル(決勝) 5回戦(全6回戦)が9月8日に放送され、藤崎智(連盟)がトップを取り、トータル4位は変わらずも、準優勝も狙えるポジションに浮上した。
対局者は起家から佐々木寿人(連盟)、藤崎智(連盟)、勝又健志(連盟)、内川幸太郎(連盟)。
ここまで藤崎は3着2回、4着2回でトータル4位と不振にあえいでいた。首位の佐々木とは367.4ポイント差あったが「1戦1戦大事にやっていきます」と5戦目に臨んだ。
藤崎は東2局の親番、1・9・字牌が9種あった配牌をもらい、迷いなく役満・国士無双に向かった。11巡目に1索待ちでテンパイを入れ、12巡目に勝又のリーチ宣言牌となった1索で国士無双、4万8000点を成就。これが決まり手となり、待望のファイナル初トップを取った。
これで2位・内川から4位・藤崎まで23.4ポイント差と、全員マイナスポイントながらも3者が大混戦となった。「1着順でも2着順でも上げるチャンスが来ましたので、最後まで精一杯やりたい」とRTD最年長のベテラン藤崎が、準優勝争いに堂々名乗りを挙げた。【福山純生(雀聖アワー)】
【ファイナル5回戦の成績】
1位 藤崎智(連盟) 6万4000点 +84.0
2位 内川幸太郎(連盟)3万2800点 +12.8
3位 佐々木寿人(連盟)2万7900点 ▲12.1
4位 勝又健志(連盟)-2万4700点 ▲84.7
【ファイナル5回戦終了時点でのトータルポイント】
1位 佐々木寿人(連盟) +194.1(5/6)
2位 内川幸太郎(連盟) ▲53.8(5/6)
3位 勝又健志(連盟) ▲63.1(5/6)
4位 藤崎智(連盟) ▲77.2(5/6)
※連盟=日本プロ麻雀連盟
◆RTDトーナメント2019 2016年から3年に渡り行われてきた「RTDリーグ」から、トーナメント方式に変更。昨年行われた「RTDリーグ2018」の予選リーグ(WHITE・BLACK)の上位各6人、推薦枠として2人の計14人に加え、予選リーグ7位の2人と新規参戦2人の4人による入れ替え戦(サバイバルマッチ)から上位2人が本戦に進み、計16人で行われる。16人はA~Dの4グループに分かれ、半荘4回戦で対戦。トータル2位が準々決勝A(上位3人が準決勝進出)、同3位が準々決勝B(上位1人が準決勝進出)へ、同1位は準決勝(上位4人が決勝進出)に進む。主なルールは一発・裏ドラ・赤(各種1枚)あり、全自動卓による自動配牌のMリーグルール。
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