将棋の王位戦七番勝負第6局2日目が9月10日、神奈川県秦野市「元湯 陣屋」で行われている。3勝を挙げている豊島将之王位(名人、29)は勝てば自身初防衛、2勝の木村一基九段(46)が勝てば最年長初タイトルに王手をかける。
同時期に行われていた竜王戦挑戦者決定三番勝負(豊島王位の2勝1敗)でも熱戦を繰り広げた両者の対決は、2つの番勝負を合わせて「十番勝負」と呼ばれ、関係者・ファンから多くの注目を集めている。
相掛かりの出だしから始まった対局は、後手の豊島王位が早いテンポで指してきたが、1日目の封じ手で2時間32分の大長考。2日目に入り、一時は消費時間がほぼ並んだが、昼食休憩時点では木村九段が1時間以上、持ち時間でリードしている。
過去の両者の対戦成績は、豊島王位が直近2連勝中で、9勝7敗とリード。本局の持ち時間は各8時間の2日制。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
豊島将之王位 陣屋カレー 木村一基九段 陣屋カレー
【昼食休憩時の残り持ち時間】
豊島将之王位 1時間55分(消費6時間5分) 木村一基九段 3時間3分(消費4時間57分)
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