各界で活躍する者が集まると、麻雀であってもとてつもないシーンが起こるようだ。9月12日に生放送されたAbemaTVの麻雀対局番組「ALL STAR League」で、芸人最強雀士と言われるインスタントジョンソン・じゃいと、タレントたしろさやかが、2人同時に役満・四暗刻をテンパイ、さらにじゃいが見事にアガるという離れ業をやってのけ、視聴者を興奮のるつぼへといざなった。
天文学的な確率でW四暗刻テンパイが発生したのは、長期に渡るリーグ戦の決勝、しかも最終戦の東3局。親番だったじゃいの手に次々と対子、暗刻が出来上がると、9巡目で2筒・二万待ちでツモリ四暗刻のリーチを打った。このリーチに対して、たしろはひるまず役満に向かって一直線。13巡目にテンパイを入れて追いついた。
この状況に、視聴者も大興奮。「W四暗刻」「これぞオールスター」「なんだ芸能人ｗｗｗ」と、テレビ対局の中で、2人が役満をテンパイするという異常事態を作り出す強運ぶりに、驚きを通り越して呆れた笑いまで起こっていた。
結果は15巡目にじゃいが二万をツモって、四暗刻のアガリ。リーグの優勝はMリーガーで俳優の萩原聖人が飾ったが、多くの著名人が集まるリーグの最終戦として、これ以上ない盛り上がりとなった。
◆ALL STAR League（オールスターリーグ） プロ麻雀リーグ「Mリーグ」の選手としても活躍する俳優・萩原聖人と、株式会社サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏による著名人リーグ「藤田萩原リーグ」を、放送対局として開催したもの。1シーズンを3カ月として、リーグ戦を開催。規定打数以上を打つと、決勝戦への出場権を得ることができる。
（C）AbemaTV
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