最後まで諦めない小兵・炎鵬 浴びせ倒しで敗れるも驚異的な粘り 元寺尾「私がこの体ならプロに入る勇気がなかった」
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大相撲秋場所>◇九日目◇16日◇東京・両国国技館

 前頭十一枚目・炎鵬(宮城野)が、前頭十五枚目・東龍(玉ノ井)に浴びせ倒しで敗れ、4敗目(5勝)を喫した。

 立ち合いから低く潜り込んだ炎鵬は、ひとまわり大きい東龍の下半身を攻めたものの、まわしをがっちり引かれると徐々に劣勢に。足をかけるなど最後まで粘ったが、大きな体を預けられ、浴びせ倒された。

 ただ、ほぼしゃがみ込むような体勢になっても、逆転の反り技を狙ったのか、行司の軍配は炎鵬に。物言いの上、軍配差し違えで敗れたが、その驚異的な粘りが館内を大きく沸かせた。

 AbemaTVで解説を務めた、元関脇・寺尾の錣山親方は「この体で大したもの。私がこの体ならプロに入る勇気がなかった」と褒め称えていた。

(C)AbemaTV

▶【映像】炎鵬の驚異的な粘りで際どい一番に…

炎鵬、土俵上数センチまで粘る!
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小兵の驚異的な粘り

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