将棋の叡王戦の段位別予選(七段戦)が9月17日に行われ、千葉幸生七段(40)が佐々木勇気七段(25)に109手で勝利した。
叡王戦は、全棋士、女流棋士1人、アマチュア1人によるタイトル戦で、段位別予選、本戦トーナメントを勝ち抜いた2人が、挑戦者決定三番勝負を行う。挑戦者は、永瀬拓矢叡王(27)と七番勝負を行う。予選は四段、五段、六段、七段、八段、九段と、段位別で行われ、各段位によって本戦出場枠が異なる。
過去、3勝3敗と五分の対戦成績だった両者の対局は、先手の千葉七段が先にペースを握ったものの、佐々木七段の反撃で混戦模様に。攻め合いの中で再び優位に立った千葉七段が、なんとか勝利をもぎ取った。千葉七段は次局、佐藤秀司七段(52)と対戦する。
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