関脇・御嶽海(出羽海)が、小結・遠藤(追手風)を寄り切りで下し、12勝3敗で本割を終えた。
早くから三役に定着し、長く大関候補と呼ばれてきた御嶽海だったが、今場所は初日にいきなり黒星。中日には、ライバル貴景勝との一番にも敗れたが、その他の取組では力強い相撲に立ち合いの変化など、勝利にこだわる取り口で白星を連ねた。相撲巧者と呼ばれる遠藤との一番では、電車道とも言える内容で完勝した。
これで先場所の9勝6敗と合わせて、2場所で21勝。「三役で3場所合計33勝以上」という大関昇進ラインはあるが、13勝以上などハイレベルでの優勝を飾れば、大関昇進も視野に入ってきそうだ。
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